大会しおり

対戦表の作り方(リーグ戦・総当たり戦・エクセル)と無料テンプレート

少年大会の係を頼まれて、対戦表を作ることになった。何から決めればいいのか分からない。対戦表の作り方は、形式(トーナメントか総当たりか)、チーム数、コート数の3つを決め、総当たりなら「1チームを固定して、残りを回す」手順で組みます。リーグ戦と総当たり戦の組み方を6チームの例で示し、エクセルで作る方法と、無料のテンプレートへつなぎます。

対戦表の作り方の最初の一歩:トーナメントか総当たり(リーグ戦)かを選ぶ

対戦表の作り方は、最初に「トーナメント」か「総当たり」かで二つに分かれます。試合数と、全チームが戦える試合の数が、まったく違うからです。試合数は、トーナメントが「チーム数−1」、総当たりが「チーム数×(チーム数−1)÷2」で出ます。

チーム数別の試合数の比べ
チーム数トーナメント総当たり
4チーム36
5チーム410
6チーム515
8チーム728
10チーム945

会場の時間が短く、チームが6つ以上なら、トーナメントが向きます。参加したチーム全員に同じ試合数を渡したい、4〜5チームまでなら、総当たりが向きます。それぞれのチーム数別の表は、トーナメント表のチーム数別ガイドと総当たり対戦表のチーム数別ガイドにあります。このページは、総当たりの対戦表を自分で組む手順を中心に説明します。

リーグ戦の対戦表の作り方:1チームを固定して残りを回す手順

リーグ戦の対戦表は、1チームを固定し、残りを1つずつ回すと、全チームがちょうど1回ずつ当たる形に組めます。この組み方は、回転法と呼ばれます。6チームを、A〜Fの記号で組む手順は次のとおりです。

  1. チームを偶数の数だけ並べ、上段と下段の二列に分けます。Aは左上に置きます。
  2. 上下で向かい合ったチームを、第1節の対戦にします。
  3. Aの位置はそのままにして、残りのチームを時計回りに1つずつずらします。
  4. ずらしたあとの向かい合いを、第2節の対戦にします。これを、チーム数−1節ぶん繰り返します。

6チームで組むと、次の5節になります。1節に3試合あるので、3コートなら同時に進められます。

6チームの総当たりの対戦表
節対戦
第1節A対F B対E C対D
第2節A対E F対D B対C
第3節A対D E対C F対B
第4節A対C D対B E対F
第5節A対B C対F D対E

全部で15試合です。どのチームも、5節のすべてで1試合ずつ戦います。

総当たり戦の対戦表の作り方:5チームなど奇数のとき

奇数のチーム数は、「お休み」という架空の1チームを足して偶数にしてから、同じ手順で組みます。お休みと組んだチームが、その節は試合がありません。5チームの例は次の表です。

5チームの総当たりの対戦表
節対戦お休み
第1節B対E C対DA
第2節A対E B対CD
第3節A対D E対CB
第4節A対C D対BE
第5節A対B D対EC

5チームは10試合で、どのチームも1節だけお休みになります。お休みの節は、審判や記録の係に回ると、無駄がありません。

対戦表の作り方をエクセルで:星取表の枠と勝ち数の式

エクセルで対戦表を作るときは、チーム名を縦と横に並べた星取表を作り、勝敗の記号を数えさせると手間が少なく済みます。手順は次の4つです。

  1. A1を空け、A列の下とA行の右に、同じ順番でチーム名を並べます。
  2. 同じチーム同士が交わる斜めのセルは、色を塗って使わないしるしにします。
  3. 試合のあとに、勝ちは「○」、引き分けは「△」、負けは「●」を、行のチームから見た形で入れます。向かい側のセルには、反対の記号を入れます。
  4. 右端に列を足し、勝ち数や勝ち点を式で数えます。

式の例です(保存できるファイルには、同じ式が入っています)。2行目のチームの勝ち数は =COUNTIF(B2:G2,"○")、勝ち点(勝ち3・引き分け1・負け0の場合)は =COUNTIF(B2:G2,"○")*3+COUNTIF(B2:G2,"△") と書きます。順位は、勝ち点の列に =RANK(H2,H$2:H$7) のように入れます。勝ち点の付け方は大会ごとの要項に合わせて、数字を書き換えてください。

対戦表の作り方をエクセルで省く:保存したファイルを使う

3〜10チームには、星取表の枠が入ったエクセルを用意しています。星取表・試合順・時間割の3つのシートがあり、チーム名を書き込めば、そのまま印刷できます。勝・負・分・勝ち点・順位の欄は式入りで、対戦の欄に○●△を入れると集計されます。勝ち点は勝ち3・引き分け1・負け0が初めの数字で、表の下のセルで変えられます。上の式は、その中身の説明として読んでください。

チーム数別の総当たり対戦表のエクセル
チーム数全試合数節の数ファイル
3チーム33.xlsxを保存
4チーム63.xlsxを保存
5チーム105.xlsxを保存
6チーム155.xlsxを保存
7チーム217.xlsxを保存
8チーム287.xlsxを保存
9チーム369.xlsxを保存
10チーム459.xlsxを保存

星取表だけを使いたい場合は、星取表のテンプレート(エクセル)に、見方と順位の付け方をまとめました。

対戦表の作り方の仕上げ:できた表の点検

組み終えたら、次の4点を確かめます。

節の順番は、そのまま試合の順番にしなくても構いません。続けて試合になるチームがあれば、節ごと入れ替えると和らぎます。コートが2つで、1節に3試合あるときは、1節を2回に分けて並べます。時刻への落とし方は、大会のタイムスケジュールの作り方で計算できます。

対戦表の作り方のあと:順位の決め方と大会ページ

対戦表ができたら、勝ち点が並んだときの順位の決め方を、要項に先に書いておきます。決め方の例と計算は、リーグ戦の順位の決め方にあります。チーム数別のページの道具に名前を入れると、対戦表と試合順が自動で書き換わり、印刷と保存ができます。

対戦表の作り方のよくある質問

対戦表の作り方で、最初に決めることは何ですか?

形式(トーナメントか総当たりか)、チーム数、コート数の3つです。この3つで、試合数と終わる時刻が決まります。

奇数のチーム数でも、総当たりの対戦表は作れますか?

作れます。「お休み」という架空の1チームを足して偶数にし、同じ手順で組みます。お休みと当たる節が、そのチームの休みになります。

対戦表は、手書きとエクセルのどちらがよいですか?

5チーム以内なら手書きでも組めます。チームが増えたり、勝ち点の集計をしたりする場合は、エクセルの方が手間が少なく済みます。

更新日

対戦表の作り方が分かったら、そのまま大会に。

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