ミニバスのトーナメント表の組み方:体育館のコート数で決まる
ミニバスは、体育館の中で行うため、使えるコートの数がそのまま同時の試合数です。1面なら、試合は1つずつ、2面なら2つずつ進みます。コートの数は、体育館によって違うため、公式の資料に標準の数はありません。借りる体育館で、確かめてください。
そのほか、使える時間も体育館で決まります。夕方に返す体育館では、決勝の時刻から逆算して、チーム数を決めます。
ミニバスのトーナメント表と試合時間:6分×4クォーター
ミニバスの試合は、6分のクォーターを4つ行います。JBAの競技規則(ミニバスの適用規則の相違点)の第8条です(JBA「2026 バスケットボール競技規則 ミニバスケットボール」)。第1と第2、第3と第4のクォーターの間は1分、ハーフタイムは5分のインターバルです。合計すると、規則上の長さは31分です。
この31分には、タイムアウトや反則で時計が止まる時間は入っていません。入れ替えの時間もあるため、この表では1試合を45分と仮に置きます。実際の長さは、前の試合の様子で変わるので、要項に「1試合の予定は○分」と書いておきます。同じ規則に、競技時間は年少のプレーヤーの体力に応じて短縮してよい、という補足もあります。
ミニバスのトーナメント表と同点:延長3分のときの決め方
第4クォーターが終わって同点のときは、規則上は引き分けです。引き分けとせずに延長を行う場合は、1回3分の延長を、決着がつくまで繰り返します。延長の間には2分のインターバルがあります(同じ第8条)。
トーナメントでは、引き分けだと次の回戦に進むチームが決まりません。そのため、要項に、「同点のときは、3分の延長を決着がつくまで行う」などと書いておきます。延長を何回までにするか、時間が押したときの別の決め方(シュート勝負など)は、確認できた公式の資料に標準がありません。大会で決めます。
ミニバスのトーナメント表と没収:15分と5人
開始予定の時刻から15分を過ぎても、チームがコートにいないか、プレーできる選手が5人そろわないときは、ゲームの没収で負けになります。JBAの規則の第20条です。
この決まりは、トーナメントの不戦勝の判断に、そのまま使えます。要項にも、同じ15分と5人を書いておくと、当日の説明が要りません。不戦勝の書き方は、トーナメントの不戦勝の組み方にあります。
ミニバスのトーナメント表の作り方:5つの手順
- 借りる体育館の、コートの数と、使える時間を確かめる。
- 1試合を45分と置き、上の表で、夕方までに終わるチーム数を出す。
- 同点のときの延長と、没収の15分・5人を、要項に書く。
- 試合の前のウォームアップとコートの入れ替えの時間を、試合の間に足す。
- チーム数別のページにチーム名を入れ、山の図と試合順をA4で印刷する。
ウォームアップの時間は、体育館のコートが1面のときに、特に響きます。前の試合が延長になると、次の試合の始まりが遅れます。進行表には、「試合の進み方で時刻が前後します」と書いておくと、各チームが慌てません。
ミニバスのトーナメント表の1日の試合数と、チーム数別の表
1試合45分、9:00開始、16:00までに終える場合の、コート数ごとの終わる時刻です。
| チーム数 | 試合数 | 1コート | 2コート |
|---|---|---|---|
| 4チーム | 3 | 11:15 | 10:30 |
| 6チーム | 5 | 12:45 | 11:15 |
| 8チーム | 7 | 14:15 | 12:00 |
| 10チーム | 9 | 15:45 | 12:45 |
| 12チーム | 11 | 1日では 終わらない | 13:30 |
1コートでも、10チームの9試合が15:45に終わります。12チームからは、2コートが要ります。山の図と試合順は、チーム数別のページで作れます。4・6・8・10・12・16チームです。コートが2つの場合の割り方は、コート割りの作り方で確かめられます。