トーナメント表の作り方:手書きで1枚に書く手順
手書きのトーナメント表は、一番下の段にチーム名の線を並べてから、2本ずつ上でつなぐと書けます。A4を横にして、次の順で書きます。
- チーム数を数え、その数以上になる、いちばん小さい2の累乗を「枠の数」にします(4・8・16)。6チームなら8です。
- 横向きの短い線を、枠の数だけ、縦に等間隔で並べます。この線がチーム名の欄です。
- 上から2本ずつを、縦線でつなぎます。つないだ縦線の真ん中から、右に線を伸ばします。
- 伸ばした線を、また上から2本ずつつなぎます。これを、線が1本になるまで繰り返します。
- 最後の1本の上に「優勝」と書きます。つなぐ回数が、回戦の数です。8枠なら3回戦です。
- チーム数が枠より少ないときは、空欄をつくります。位置は次の節で決めます。
先に、鉛筆で薄く書いてから、ペンでなぞります。書き間違えると、線が増えて、見る人が混乱するためです。チーム名を書く順番は、抽選で決めます。くじの作り方は、トーナメントの抽選方法にあります。
トーナメント表の作り方:5〜15チームなど半端な数の空欄の位置
枠の数−チーム数だけ、空欄ができます。空欄の隣のチームは、1回戦がなく、2回戦から出ます。空欄を片側に寄せて書くと、一方の山だけ試合が増える表になります。次の表のように、上下に散らして置きます。
| チーム数 | 枠 | 空欄 | 空欄の位置 (上から数えた枠) | 1回戦の試合 |
|---|---|---|---|---|
| 5チーム | 8 | 3 | 2・6・8 | 1 |
| 6チーム | 8 | 2 | 2・6 | 2 |
| 7チーム | 8 | 1 | 2 | 3 |
| 9チーム | 16 | 7 | 2・6・8・10・12・14・16 | 1 |
| 10チーム | 16 | 6 | 2・6・8・10・14・16 | 2 |
| 11チーム | 16 | 5 | 2・6・8・10・14 | 3 |
| 12チーム | 16 | 4 | 2・6・10・14 | 4 |
| 13チーム | 16 | 3 | 2・10・14 | 5 |
| 14チーム | 16 | 2 | 2・10 | 6 |
| 15チーム | 16 | 1 | 2 | 7 |
6チームの例では、枠は8で、上から2番目と6番目が空欄です。その隣の枠が、1回戦がないチームです。空欄の位置は、強い順の番号を振って決める並びと同じです。シードにあたるチームの選び方は、トーナメントのシードの位置と決め方で説明しています。
トーナメント表の作り方の順番:試合番号の振り方と勝ち上がりの書き方
試合番号は、1回戦から順に、各回戦の中で上から下へ振ります。次の回戦に移ったら、続きの番号を振ります。6チームの例です。
| 番号 | 回戦 | 対戦 |
|---|---|---|
| 試合1 | 準々決勝 | チーム4 対 チーム5 |
| 試合2 | 準々決勝 | チーム3 対 チーム6 |
| 試合3 | 準決勝 | チーム1 対 試合1の勝者 |
| 試合4 | 準決勝 | チーム2 対 試合2の勝者 |
| 試合5 | 決勝 | 試合3の勝者 対 試合4の勝者 |
表には、試合を行う場所に「①」のように丸で番号を書き入れます。勝ち上がり線の先には、「①の勝者」と書くと、チーム名が分からない段階でも、表が読めます。
- 試合が終わったら、勝ったチーム名を、その試合の勝ち上がり線の上に書きます。
- スコアは、線の下か、チーム名の横に小さく書きます。
- 次の試合の枠に、勝ったチーム名を書き写します。
試合を行う順番は、番号の順で構いません。ただし、同じチームが続けて試合をする(連戦)ことがないかは、確かめます。1回戦がないチームは、2回戦まで休めるので、順番を決めるときの余裕になります。時刻を入れた進行表は、大会のタイムスケジュールの作り方で作れます。
トーナメント表の作り方をスマホで:入力して印刷か共有まで
スマホで作るなら、チーム名を入れるだけで、山の図と試合順が出る道具が早いです。手書きは、線の数を数え間違えると、書き直しになります。道具は、組み合わせを計算するので、線の間違いが起きにくくなります。
- チーム数のページを開きます。例:8チームのトーナメント表。
- チーム名を入れます。未定なら、空欄のままで作れます。
- コート数と、1試合の時間を選ぶと、試合順と終わる時刻が出ます。
- A4で印刷するか、エクセルで保存します。
チーム数に合うページがないときは、トーナメント表のチーム数別ガイドから、道具を開けます。印刷できる場所がないときは、手書きの表を写真で撮って、保護者の連絡グループに送る方法もあります。写真は、斜めにならないよう、真上から撮ります。エクセルで作る手順は、トーナメント表のエクセルにあります。
トーナメント表の作り方のあとで確かめる四つのこと
配る前に、次の四つを確かめます。
- 試合数:「チーム数−1」と合っているか。6チームなら5試合、10チームなら9試合です。
- チーム名:全チームが、1回ずつ載っているか。
- 空欄:「枠の数−チーム数」だけあるか。空欄どうしが、隣り合っていないか。
- 連戦:同じチームが、続けて試合をしないか。
確かめた表を、印刷して配ります。要項には、棄権が出たときの扱いも書いておくと、当日に迷いません。扱い方は、トーナメントの不戦勝の組み方にまとめました。