大会しおり

トーナメント表の作り方(手書き・試合の順番・スマホ)

少年大会の係を頼まれて、トーナメント表を作ることになった。手書きでもよいが、チーム数が半端なときの線の引き方や、試合の順番の振り方が分からない。出先でスマホから作れないかも知りたい。トーナメント表の作り方は、「枠の数を決める」「空欄の位置を決める」「試合に番号を振る」の三つに分けると、手書きでもスマホでも同じです。

トーナメント表の作り方:手書きで1枚に書く手順

手書きのトーナメント表は、一番下の段にチーム名の線を並べてから、2本ずつ上でつなぐと書けます。A4を横にして、次の順で書きます。

  1. チーム数を数え、その数以上になる、いちばん小さい2の累乗を「枠の数」にします(4・8・16)。6チームなら8です。
  2. 横向きの短い線を、枠の数だけ、縦に等間隔で並べます。この線がチーム名の欄です。
  3. 上から2本ずつを、縦線でつなぎます。つないだ縦線の真ん中から、右に線を伸ばします。
  4. 伸ばした線を、また上から2本ずつつなぎます。これを、線が1本になるまで繰り返します。
  5. 最後の1本の上に「優勝」と書きます。つなぐ回数が、回戦の数です。8枠なら3回戦です。
  6. チーム数が枠より少ないときは、空欄をつくります。位置は次の節で決めます。

先に、鉛筆で薄く書いてから、ペンでなぞります。書き間違えると、線が増えて、見る人が混乱するためです。チーム名を書く順番は、抽選で決めます。くじの作り方は、トーナメントの抽選方法にあります。

トーナメント表の作り方:5〜15チームなど半端な数の空欄の位置

枠の数−チーム数だけ、空欄ができます。空欄の隣のチームは、1回戦がなく、2回戦から出ます。空欄を片側に寄せて書くと、一方の山だけ試合が増える表になります。次の表のように、上下に散らして置きます。

5〜15チームの枠の数と、空欄の位置
チーム数枠空欄空欄の位置
(上から数えた枠)
1回戦の試合
5チーム832・6・81
6チーム822・62
7チーム8123
9チーム1672・6・8・10・12・14・161
10チーム1662・6・8・10・14・162
11チーム1652・6・8・10・143
12チーム1642・6・10・144
13チーム1632・10・145
14チーム1622・106
15チーム16127

6チームの例では、枠は8で、上から2番目と6番目が空欄です。その隣の枠が、1回戦がないチームです。空欄の位置は、強い順の番号を振って決める並びと同じです。シードにあたるチームの選び方は、トーナメントのシードの位置と決め方で説明しています。

トーナメント表の作り方の順番:試合番号の振り方と勝ち上がりの書き方

試合番号は、1回戦から順に、各回戦の中で上から下へ振ります。次の回戦に移ったら、続きの番号を振ります。6チームの例です。

6チームのトーナメント表の試合番号
番号回戦対戦
試合1準々決勝チーム4 対 チーム5
試合2準々決勝チーム3 対 チーム6
試合3準決勝チーム1 対 試合1の勝者
試合4準決勝チーム2 対 試合2の勝者
試合5決勝試合3の勝者 対 試合4の勝者

表には、試合を行う場所に「①」のように丸で番号を書き入れます。勝ち上がり線の先には、「①の勝者」と書くと、チーム名が分からない段階でも、表が読めます。

  1. 試合が終わったら、勝ったチーム名を、その試合の勝ち上がり線の上に書きます。
  2. スコアは、線の下か、チーム名の横に小さく書きます。
  3. 次の試合の枠に、勝ったチーム名を書き写します。

試合を行う順番は、番号の順で構いません。ただし、同じチームが続けて試合をする(連戦)ことがないかは、確かめます。1回戦がないチームは、2回戦まで休めるので、順番を決めるときの余裕になります。時刻を入れた進行表は、大会のタイムスケジュールの作り方で作れます。

トーナメント表の作り方をスマホで:入力して印刷か共有まで

スマホで作るなら、チーム名を入れるだけで、山の図と試合順が出る道具が早いです。手書きは、線の数を数え間違えると、書き直しになります。道具は、組み合わせを計算するので、線の間違いが起きにくくなります。

  1. チーム数のページを開きます。例:8チームのトーナメント表。
  2. チーム名を入れます。未定なら、空欄のままで作れます。
  3. コート数と、1試合の時間を選ぶと、試合順と終わる時刻が出ます。
  4. A4で印刷するか、エクセルで保存します。

チーム数に合うページがないときは、トーナメント表のチーム数別ガイドから、道具を開けます。印刷できる場所がないときは、手書きの表を写真で撮って、保護者の連絡グループに送る方法もあります。写真は、斜めにならないよう、真上から撮ります。エクセルで作る手順は、トーナメント表のエクセルにあります。

トーナメント表の作り方のあとで確かめる四つのこと

配る前に、次の四つを確かめます。

確かめた表を、印刷して配ります。要項には、棄権が出たときの扱いも書いておくと、当日に迷いません。扱い方は、トーナメントの不戦勝の組み方にまとめました。

トーナメント表の作り方のよくある質問

トーナメント表は、何試合になりますか?

「チーム数−1」試合です。6チームなら5試合、10チームなら9試合になります。1試合ごとに1チームが負けて抜け、最後に1チームだけが残るからです。

チーム数が奇数のときは、どう書きますか?

枠の数を2の累乗に切り上げ、足りない分を空欄にします。空欄の隣のチームは、1回戦がなく、2回戦から出ます。空欄の位置は、このページの早見表のとおりです。

手書きの表を、あとから直せますか?

直せます。鉛筆で薄く書いてから、ペンでなぞると、書き間違いを消せます。配ったあとに直すときは、新しい表を配り直し、日付を書き添えます。

更新日

トーナメント表の作り方が分かったら、そのまま表に。

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